ノーリフティングケアとは
持ち上げ・抱え上げ・引きずりなどのケアを廃止し、リフト等の福祉用具を積極的に使用するとともに、職員の身体に負担のかかる作業を見直すものです。
ノーリフティングケアにより、腰痛の減少のみならず、介護の質の向上や業務改善などの効果が挙がっています。
また、ノーリフティングケアは、職員と利用者の距離を保つことができるため、感染症対策にもなると考えられています。
当施設でも昨年に続き福岡県ノーリフティングケア普及促進事業に1年間取り組んできました。昨年は取り組み一年目(新規取り組み施設)という事もあり上手くいかないことも多くありましたが今年は取り組み2年目(メンター施設)にて職員の理解度や取り組む姿勢が活発になり昨年よりも利用者の安全と職員の負担軽減することができました。
今後もノーリフトケアを継続しておこないながら高度な内容の指導者養成研修の受講、高度な技術の定着・促進を図ってまいります。